仕事の内容について

営 業

生コンは私達の生活には欠かせないもので、町中の建物等様々な場所で使用されており、公共工事・民間工事、土木工事・建築工事の多岐にわたる現場が納品先です。現場へ訪問して打合せをし、納品までの段取りをするのが営業の主な仕事で、世間一般で言われている「営業」とは違い、新規取引先を獲得することや納品実績を課す「ノルマ」的なものはありません。生コンは町中の多くの場所で使用されているため、私たちが納品した生コンで町が出来上がっていくと言っても大げさではないと思います。地場産業として街づくりに携わり、その過程を見ていくことが出来るのも醍醐味です。

試 験

生コンとは工場で練り混ぜ、柔らかな状態で工事現場へ配達される、まだ固まっていないコンクリートのことです。生コン工場ができる以前は、工事現場で骨材(砂利・砂・セメントなど)を人力で練り混ぜてコンクリートを作っていたため品質にバラツキがありました。現在は管理された骨材を電子制御された装置で配合して練り混ぜ、生コンとして出荷しています。
生コンにはJIS規格が定められており、規格に基づいて管理された製造・運搬が行われています。生コンは刻々と水和反応が進み凝結硬化、強度発現する生き物で環境の良し悪しが品質に影響を及ぼします。顧客の注文に応えられる品質が得られるように日々管理する業務です。

製 造

生コンの製造工程は完全に自動化されており、お客様から注文に応じた生コンを円滑に製造し出荷できます。そのため、日頃からトラブルが発生しないようプラント設備の点検を行っています。プラント設備及び工場内を巡回し、ミキサ(練り混ぜ機)、骨材置き場、水処理施設、セメントサイロ、そして制御盤など製造に関わる箇所の保守管理をします。文字通り、生コンをベストな状態で出荷出来るようにする業務です。